静岡事業所は、メルクの半導体産業向け材料ビジネスのグローバルハブとして、以下のように半導体およびフラットパネルディスプレイのグローバルメーカー向けに先進的な特殊化学品を製造、開発を担い、世界各地に製品輸出を行っています。
デジタル化が加速し半導体を含む電子材料の高度化が求められる今、グローバル戦略の一環として静岡事業所のさらなる強化が位置づけられています。
現在メルクは、大きな伸びが見込まれるエレクトロニクス市場に注力した成長戦略「Level up」の一環として、2025年までに日本に1億ユーロ(約135億円)を超える投資を行っています。主に静岡事業所の研究開発力、製造インフラストラクチャや人員への強化を図ることで、高品質な新材料のスピーディーな市場供給とグローバル展開を可能にし、成長が加速する世界のエレクトロニクス産業を支える材料イノベーションの推進を目指します。
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静岡事業所ではそれぞれの高い専門性を活かして220名程の社員が活躍しています。そのうち研究開発に従事している部門におよそ90名、製造、品質管理、品質保証、エンジニアリング、サプライチェーンなどに従事している部門におよそ130名が所属しています。現在も積極的に採用活動を行っており、今後も事業拡大とともに人員も増強していく計画です。
また、静岡事業所で製造している製品は国内向けが20%、海外向けが80%と、国内外の主要半導体メーカーを主要顧客としており、海外の顧客や海外のメルクの同僚との関わりや、彼らの静岡事業所への来訪も多いです。現在静岡事業所在勤社員の国籍は日本以外にドイツ、アメリカ、カナダ、中国で、日常的に様々な国籍、バックグラウンドを持った仲間と働く刺激的な環境です。
メルクは社員の安全を最優先事項として取り組んでおり、静岡事業所における不休業災害は2022年10月に5,000日を達成しました。トップやリーダーが率先垂範し、全社員の意識を高めて組織全体で取り組んでいます。
静岡事業所は静岡県掛川市南部に位置し、新幹線・JR東海道本線掛川駅から車で約30分のところにあります。1984年の事業所開設以来、以下のような地元に根差した活動を多々行っています。
・・・など、今後もより社会や地域に貢献する活動を積極的に行っていきます。
メルクを支える6つのバリュー(勇気、達成、責任、尊敬、誠実、透明性)とともに、メルクを「良い」から「素晴らしい」組織へ、さらなる成長へ導くための文化が”ハイインパクトカルチャー”です。
メルクの60,000人の社員がメルクに共通するカルチャーを理解し、サポートし、実現するため基盤となる6つの行動目標を掲げています;
ハイインパクトカルチャーをしっかり根付かせるため、上記の行動目標は、メルクのパフォーマンス評価、能力開発、キャリア開発にも紐づいています。また、メルクでは能力開発やキャリア開発には社員自身が主体的に取り組む方針で、自分がやりたいことやなりたい像に向けて計画を立て、上司や会社の支援を受けながら実現に向けて取り組みます。会社で主催している研修や無料のイーラーニング、業務上必要な資格取得や技能習得への支援なども大変充実しています。また、社内公募制度を活用して異動する社員も毎年複数おり、自らの希望を実現すべくチャンスをつかんでいます。
メルクは、社員の毎日が充実することこそが会社の成長・発展に必要だと考えています。そこで社員一人ひとりの多様性を尊重するダイバーシティを推進し、それぞれの方が望む働き方を最大限サポートするために以下のような制度があります。
また、毎年社員エンゲージメント調査を実施し社員の声を聴き、フォローアップアクションを実施してより良い職場づくりに努めているほか、多国籍企業ならではの利点を生かして、世界中の社員が参加できるネットワークを立ち上げ、ダイバーシティ&インクルージョンの醸成に取り組んでいます(レインボーワーク)。